1970年代発表 初期モデル ピン　アンサー2 パットペンド ブラックサテン 34.5インチ 500g こちら使い込まれ使用感ありますが、こなれ感溢れ味が出ている雰囲気抜群の大変貴重なパットペンド(特許出願中)ブラックサテンモデル。 メッキと違い光沢が無いので防眩効果ある反面黒色こすり仕上げ(そもそも細かなキズを付けフィニッシュするのがサテン)色落ちが目立つ弱点も美しさを求めるというよりあくまで実用性を追求した結果だと思います。 シャフトはトゥルーテンパー社製のファーストステップまで6インチのショートステップ、目立つサビ無くバンドは発売当時の綺麗に残った状態。装着のラムキンコード入グリップまだ使用可能レベルで打感は高額パターに匹敵するほど良質。 タイガーウッズがこのアンサー2 ステンパッドペンドモデルをアマ時代から使用していたのは周知の通り。ペインスチュアート、イアンベーカーフィンチ、グレッグノーマン、マークオメーラ往年のメジャーチャンピオンも使用し名を馳せた人気モデル。 90年代になりこのモデルは突然高騰(もちろんタイガーやメジャー王者使用の影響)一瞬で市場から消えたのは記憶に新しいところ。 同じアンサー2でもパテントナンバーが入ったモデルは良品でも高額では取引されていません。 パテントナンバー刻印されているかいないかの違いで品質に差は無いと思うのですが初期モデルは 『構えやすく座りも良い不思議な魅力』と有識者やパターにうるさい方達に支持されています。 年式を考えれば時間の経過と共に状態の良い品は減って行きます、馴染みのショップ近年入荷してもダメージ品ばかりで良品ほぼゼロだそうです。 私のアンサー2パッドペンドモデルコレクションもこの品で最後の一本となりました。 独特の雰囲気を放つこのビンテージパターを眺めながら古いJAZZでも流しノスタルジックに浸っての一杯は乙なモノかと思います。 この度断捨離出品、今でも現役で活躍できるパター渋くキャディバッグから目立つこと請け合い。使用はもちろんコレクションとしていかがでしょう、ミーリングやコンポジットのパターでは味わえ無い気持ち良いダイレクトなソリッド打感を是非お楽しみください。