即決/送無 STAX スタックス 小売業者 SR-507 伝統のΛ型=最終MODEL/当時の最上位機種 009譲りの振動膜=スーパーエンプラ採用 専用設計デュアルアーク

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商品情報

ご覧いただき、ありがとうございます。 当機種の弱点である、イヤーパッドの接着剥がれ/位置ずれと、ヘッドパッドの付け根周辺の千切れ。 イヤーパッドは貼り直しを実施。ヘッドパッドは、メーカーから新品を取り寄せ、交換致しました。 ヘッドパッドの付け根周辺の千切れは、スタックスに共通した事例ですので、当機種に限らず発生しますし この頃に発売された SR-507・407・307・207 は経年劣化によって、イヤーパッドの剥がれが多発しております。 当出品物も例外ではなかったのですが、当方が時間を費やして貼り直しをしました。 この持病は、スタックスが採用している接着シール材が、経年とともに粘着力が低下。 材質がブチルゴム系のため、使用や保管環境が高温になると、更に進行しやすく 且つイヤーパッドの接着面との相性で引き起こる現象で、こうなってしまった以上 張替えは必須となりますが、この作業は非常に難儀なことは痛感しております。 交換要領は、スタックスで動画を公開しているので、手順どうりに行えばできると思われるのも無理はございませんが 慣れた当方でも、特に劣化した旧いシール材の剥がし工程にとても手間がかかり、ベトベト/ねちゃねちゃと 格闘するのはうんざりで、リペア完了まで 相当に時間も掛かりますから、無難にメーカーに依頼したほうがよろしいと感じます。 その工賃も(送料を合わせれば)決して安くはないのですが、それらを体験しますと 納得がいきます。スタックスが 一号機である 「SR-1」を発売してから、50年以上が経過しました。 当方がSTAXのイヤースピーカーを愛好し始めてから 40年近く経ちました。 当時はフラッグシップであった ” SR-009 ” を含め、数多くのモデルを所有し 趣味で収集してきました。その日の気分次第で取っ替え引っ替えしながら 、様々なイヤースピーカーを愉しんでいます。 スタックスのコンデンサー型は、製造にはたいへんな精度が要求され、極めて細心の注意が必須なため 熟練の職人達により、 工程の殆どが未だに手作業で製作されているなど、ある意味 非効率的な手法で造られております。 その技術を磨き続けて、何十年も長きにわたりアイデンティティを守り抜いた、歴史と伝統あるメーカーでございます。 残念なことに 我が国の現代では失われつつある、正に Made in Japan の真髄を地で行く孤高の存在であり続けています。 静電型では、(ほぼ)独壇場であります STAXのコンデンサー型イヤースピーカーは世界的な評価を確立しており、その極めてクリアでピュアな純度の高い音は、無色透明で潤いに満ちており瑞々しく 艷やか、清楚で麗しい優美な美音が特徴的で、抜群の音のヌケや粒立ちのよさ分解能に優れ 且つ 聴き疲れのしない その爽快なテイストは、これぞ STAX!でございます。空間表現力に優れ、音場が とてもワイドに展開されることも、持ち味の一つではないでしょうか。STAX スタックス SR-507 伝統のΛ型=最終MODEL/当時の最上位機種 009譲りの振動膜=スーパーエンプラ採用 専用設計デュアルアーク を 出品致します。 歴史を振り返れば 24年も前の昔々、まだノーマルバイアス時代であった 1979年より発売開始となった スタックス伝統のラムダ型の終焉を飾る最終版のモデル群。 そのラインナップの最高峰として登場したわけですから、相当な実力機であることは間違いないと思います。 当オークションでは、様々なコンディションのお品物が出品されておりますが 今回 ご紹介致しますこの商品は 良品で動作良好の完動品でございます。 元箱が付属するのと、コピーでよろしければ取説をお付けいたします。【SR-507】 当機種、近年 再評価の機運が高まってきたようでございます。 といいますのも、数年前に Λ型は新しい Lシリーズに刷新されましたが、個人的には従来機と比較して 発音ユニットの傾斜角度が大きくなり、発音ユニットと耳との空間を大きく設ける設計手法から 音がやや遠くなった感がありますので、より音場感に長けているといえなくもないですが・・・ 現行機種のLシリーズよりダイレクト感が感じられることから、今では希有な存在になったのかもしれません。 スタックスの主力モデルである Λ(ラムダ)型は、同社のアイコンともいえる特異なフォルムを持った製品で、最も知名度が高く モデル数も多岐にわたります。一度は倒産し、異彩を放つ ”静電型 イヤースピーカー” の命運が尽きてしまうところでしたが同社の有志たちが結集し、新たに立ち上げた ”新生 スタックス” が 社運を賭けて世に問うた SR-404 Signature /303 Classic の売れ行きが好調で、知名度も グンとアップしました。 その10年後、待ちに待ったフルモデルチェンジを行った製品が SR-507 / 407 / 307 でございます。 当出品物は 3兄弟の長男坊にあたる機種で、シリーズ中 最上位機であったモデルです。 この機種のあとは、現行の「L-シリーズ」に移行しましたので、伝統のΛ型の最終モデルとなります。 心臓部である 発音体/振動膜の、更なる高剛性化に挑み、マテリアルは この当時のフラッグシップである SR-009が採用した材質 「スーパーエンプラ」(スーパー・エンジニアリング・プラスチック)を採用。 その発音ユニットごと、強化樹脂でパッケージングしたことで、イヤースピーカー筐体に 初めてボルトで固定することが可能になり(接着剤を併用)より一層の高剛性化が図られました。 そのことが、当機の音色を特徴づけている、最大の要因かと存じます。 発音ユニットが高剛性化に邁進したことが、音質にも しっかり反映されており ダイナミックでパワフルな、押しの強さや音圧の高さが加わった魅力的な機種と感じます。 ヘッドアークは、新設計された SR-507専用のデュアルタイプが採用され 装着感にしなやかさが加わり、フィット感の向上と耳への側圧もソフトになりました。 イヤースピーカーホルダーは初めて金属製になり、うんと堅牢になった印象ですし アジャスト機構には、スタックス初となる待望の 10段階のクリック構造が新しく開発されました。 従来のスライド式は、ズレやすかったきらいがありましたが、専用設計された このアークは 一度調整すれば常に最適なポジションを保てます。 イヤーパットは本革シープスキンが採用されたことで、非常に肌触りがよく且つ 蒸れにくくなったように感じました。 きしめん的な出力ケーブルも、低容量の更なる幅広タイプを採用され、線材は 99,99997%6Nの高純度銅線(φ0.14×3)と その外周に純銀コーティングを施した銅線(φ0.08×9)を6本配置した、異種ハイブリッドのマルチストランド構成でございます。使用に伴うキズやスレなどがございますが、 目立つような大きなダメージはないように感じました。 見落としがあるかもしれませんが、画像を最大限 掲載いたしましたのでご参照ください。 外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので 細部まで気になさる方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。 のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い申し上げます。 実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。ヤフネコ宅急便にて、全国 送料無料 でお届け致します。 元箱にエアキャップを巻いた梱包を予定しております。 なお、評価を希望されない方もいらっしゃいますことから 当方への評価を頂きました方に、折り返し 送信しております。 評価不要の方は、当方への評価も不要でございます どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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