Chateau La Tour Blanche1990 シャトー・ラ・トゥール・ブランシェはソーテルヌの格付け1級プルミエ・クリュに選ばれている11のシャトーのうちの一つです。 17世紀中期、ボルドー議会で書記官を勤めていた貴族のドゥ・サン・マール氏が、「ラ・トゥール・ブランシェ」と呼ばれる土地を所有していたのがシャトーの歴史の始まりです。 シャトー・ラ・トゥール・ブランシェの評価を高めた人物に、ドイツ出身のフレデリック・フォックがいます。彼は、ボトリティス・シネレア(貴腐菌)によるブドウ栽培をソーテルヌにもたらし、貴腐ワインを造った人物であると言われています。 シャトー・ディケムなど、すでに名声を得ていた生産者は、ブドウの「遅摘み」という収穫方法は行われていませんでした。しかし彼の出身国であるドイツではすでに広く普及している栽培方法でした。彼はブドウの「遅摘み」という技術を近隣の同業者にも広めることにも尽力し、AOCソーテルヌの成功にも寄与する事になります。 その成果もあり、シャトー・ラ・トゥール・ブランシェは、1855年、ソーテルヌのプルミエ・クリュ(1級)に格付けされます。 厳選されたブドウのみを使用するため、シャトー・ラ・トゥール・ブランシェでは、1ヘクタールあたり、収穫量は10~15ヘクトリットルを超えることはありません。中でもプルミエ・クリュのワインは、潜在アルコール度数が20度から22度に達するものだけを選定したブドウから造られています。 1990年ヴィンテージは衝撃を与えるヴィンテージです。 芳醇な果実の香りが押し寄せる芳香がグラスの中は永遠なのではないかと錯覚させます。ウイスキーと見間違うほどの色合い。素晴らしい。飲み頃は2020年からと言われ正にこれから楽しむに相応しいワインとなっています。 こちらのワインのご購入につきましては高額品である為よくご検討の上ワインの性質もご理解頂けますようお願い申し上げます。商品お買い上げ後のクレーム、返品については受け付け致しませんので、予めご了承ください。 Please understand that we do not accept any complains and returned wines after purchasing. #甘口ワイン #貴腐ワイン #デザートワイン #ソーテルヌ